先日、大学時代の友人が癌の手術を受けて、入院していたのでお見舞いに行ってきた。
大学時代は、テニスをしていたので、常に日焼けをしていて、腕も凄く太かった。
何年かに一度は、飲みに行ったり、顔を合わせることがあるのだが、
大学時代よりも恰幅はよくなり、白髪が増えた、いわゆる「おっちゃん」に
どんどん近づいていた。
しかし、病院で会った彼は頬が少しコケ、腕も細く、肌も凄く白かった。
幸い早いタイミングで見つかったこともあり、手術することで全快するらしく
「ツイてなかった」と彼は笑っていた。
私は、阪神大震災の時に学校の友達を亡くしているのだが、
「若すぎる死」に当時は実感を持てずにいました。
しかし、50歳も近づき、病気や事故で無くなる人も周りに増えてきたからか
自分があとどれくらい生きていられるのか考えるようになってきました。
さらに言えば、体もどんどん傷んでくるので、正直いつまで元気に
過ごすことができるのだろうか、と。
平均寿命は80歳を超えていますが、健康寿命はそれよりも10年ほど短いらしいです。
長く生きれるようになりましたが、自分のことは自分でいつまでできるのでしょうか。
長生きするにもお金はかかりますし、ボケて周りに迷惑をかけずに死ねるのか
終わりに向けて考えることが、最近増えてきたように思います。