悩める中間管理職のぼやき

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外資系IT企業の働き方と日系企業の違い


外資系IT企業で10年以上働いてきた私が、40歳になったときにふとこのままでよいのかと思い、日系企業に転職しました。外資系企業と日系企業では働き方に大きな違いがあり、その違いを実感する日々です。今回は、外資系IT企業の特徴や日系企業の働き方、そして転職の決断についてお話ししたいと思います。

 

外資系IT企業の特徴

効率化と成果主義

外資系IT企業では、効率化が重視され、成果主義が根付いています。プロジェクトの進行状況や成果が明確に評価されるため、個々のパフォーマンスが直接的に給与や昇進に影響します。このため、常に高い成果を求められる環境に身を置くことになります。

ドライな人間関係

外資系企業では、ドライな人間関係が特徴的です。個人の意思や私生活を尊重する文化があり、仕事とプライベートの境界がはっきりしています。チームメンバーとの関係はビジネスライクで、必要以上のコミュニケーションは求められません。このため、仕事に集中しやすい反面、孤独感を感じることもあります。

リモートワークの普及

最近では、リモートワークが普及し、柔軟な働き方が可能になっています。自宅での作業が許可されるため、通勤時間を削減でき、プライベートの時間を確保しやすくなりました。しかし、リモートワークの普及により、チームの一体感が薄れることも懸念されています。

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外資系IT企業のエンジニア年収分布

日系企業の働き方

チームワーク重視

日系企業では、チームワークが重視されます。プロジェクトはチームで進めることが多く、メンバー同士のコミュニケーションが活発です。お互いの意見を尊重し合いながら、協力して目標を達成する文化があります。

長時間労働の文化

一方で、日系企業には長時間労働の文化が根強く残っています。特に、残業が常態化している企業も多く、仕事が終わらないと帰れない雰囲気があります。このため、プライベートの時間が削られ、ストレスを感じることも少なくありません。

安定性と福利厚生

日系企業は、安定性と福利厚生が充実している点が魅力です。長期的な雇用が期待でき、退職金や年金制度も整っています。また、育児休暇や介護休暇など、ライフステージに応じたサポートが受けられることも多いです。

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外資系IT企業の年収ランキング

外資系と日系企業の給与比較

年収の違い

外資系企業と日系企業では、年収に大きな違いがあります。外資系企業では、特にシステムエンジニアの年収が高く、上位企業では1,200,000円を超えることもあります。一方、日系企業では、最高でも940,000円程度が多く、全体的に外資系企業の方が高い傾向にあります。

昇進の仕組み

昇進の仕組みも異なります。外資系企業では、成果に基づく評価が行われるため、短期間で昇進することも可能です。しかし、日系企業では、年功序列が残っているため、長い時間をかけて昇進することが一般的です。

福利厚生の違い

福利厚生に関しても、外資系企業は自由度が高い一方で、日系企業は手厚いサポートが受けられます。特に、家族手当や住宅手当など、生活を支える制度が充実している点は魅力的です。

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外資系と日系企業の年収比較

転職の決断

外資系から日系企業への転職理由

私が外資系企業から日系企業に転職した理由は、仕事のスタイルを変えたかったからです。外資系企業での激務に疲れ、もっと人とのつながりを大切にしたいと思うようになりました。日系企業では、チームワークを重視する文化があり、より人間関係を大切にできると感じました。

人とのつながりの重要性

人とのつながりは、仕事をする上で非常に重要です。外資系企業では、ドライな人間関係が多く、孤独感を感じることがありました。しかし、日系企業では、同僚とのコミュニケーションが活発で、助け合いながら仕事を進めることができるため、心の安定を感じています。

今後のキャリア展望

今後のキャリア展望については、日系企業での経験を活かしつつ、外資系企業でのスキルも磨いていきたいと考えています。両方の良いところを取り入れながら、自分のキャリアを築いていくことが目標です。

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2023年外資系IT企業年収ランキング

まとめ

外資系IT企業と日系企業の働き方には、それぞれの特徴があります。効率化や成果主義が重視される外資系企業に対し、チームワークや安定性が求められる日系企業。私自身の経験を通じて、どちらの働き方にも良い面と悪い面があることを実感しています。今後も、自分に合った働き方を模索しながら、充実したキャリアを築いていきたいと思います。

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ミドル~ハイ層エンジニアの転職に関する調査


 

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