50歳も近くなり、働く意味が解らなくなっています。毎日仕事に行き、帰って寝る生活を繰り返しているうちに1年が過ぎました。自分の時間を捧げ、ストレスを抱える対価として給料を貰っている訳ですが、残りの人生を考えた時に果たしていいのだろうか、と悩んでいます。どこぞの転職エージェントではないですが、「働くを楽しんでいる」人がどれくらいいるのでしょうか。と言うことで、少し調べてみました。
働く意味とは
働くことの意味は人それぞれですが、一般的には「お金を稼ぐため」「生活のため」「社会の一員としての責任を果たすため」などが挙げられます。ある調査によると、働く理由の61.1%が「お金を稼ぐため」であり、次いで「生活の手段を見つけるため」が13.9%、「社会の一員としての義務を果たすため」が12.1%という結果が出ています。
このように、働くことの大きな目的は経済的な理由が多いですが、果たしてそれだけで満足できるのでしょうか。多くの人が「やりがい」を求めているのも事実です。
ストレスとやりがいの関係
働くことにはストレスがつきものです。特に、職場の人間関係や責任の重さがストレスの原因となることが多いです。ある調査では、832人の回答者の中で、35.9%が職場の人間関係からストレスを感じていると答えています。
さらに、重い責任や成長の機会がないこともストレスの要因として挙げられています。
また、ストレスのレベルは仕事の要求度と自分の裁量のバランスによっても変わります。
自分の意見が反映されない職場では、ストレスが高まりやすいです。逆に、自分の裁量が大きい職場では、ストレスが低くなる傾向があります。
自分の時間と給料のバランス
働くことはお金を得る手段ですが、自分の時間を犠牲にしてまで働く価値があるのか、という疑問もあります。給料が高くても、プライベートの時間がないと感じる人も多いでしょう。自分の時間を大切にすることは、心の健康にもつながります。
最近の調査では、働くことに対する満足度が低い人の特徴として、モチベーションの欠如や自分の価値を感じられないことが挙げられています。
これらの要因が重なると、働くこと自体が苦痛になり、結果的に給料をもらっている意味が薄れてしまいます。
働くことの楽しさ
それでも、働くことには楽しさもあります。自分のスキルを活かし、成長を感じられる瞬間は、何物にも代えがたい喜びです。特に、感情労働を通じて他人の喜びを感じることができる仕事は、やりがいを感じやすいと言われています。
また、仲間と共に目標を達成する喜びや、クライアントからの感謝の言葉も、働くことの楽しさの一部です。自分の仕事が誰かの役に立っていると実感できる瞬間は、ストレスを軽減し、やりがいを感じる要因となります。
まとめ
働く意味について考えると、経済的な理由だけでなく、やりがいや自分の時間の大切さも重要です。ストレスを抱えながらも、楽しさを見出すことができれば、働くことがより充実したものになるでしょう。これからの人生を考えた時に、自分にとっての「働く意味」を見つけることが大切です。
良ければ、クリックをお願いします。