これまで4回転職した時の内容を踏まえて、何かしらお役に立てればと思い、
記事に残しておこうと思います。
今もよい会社があれば、応募はしており、内定を頂くこともあるのですが
オファー内容や業務内容を現職と比較した結果、現職のままという選択になっています。
日系と外資系では、面接の内容も結構異なるのかなと思います。
外資の場合は、ジョブ型なので、募集しているポジションの職務内容が
明確に決まっていることが多く、面接もどんな経験をしてきたか
入社したらどういった貢献をできるか、と聞かれることが多いのかなと思います。
また、エンジニア職ですと、技術面談やプレゼン面談があります。
私が受けた某クラウド企業だと、技術面談は下記のような内容です。
- 「全世界向けにECサイトを提供することになりました。非機能要件を考慮し、最適な構成を提案してください。」
- 「ファイル共有を行うSaaSを計画しています。どのような構成を組むか提案してください。」
- 「従来の三層モデルの業務アプリケーションを、クラウドネイティブな構成に作り変えることになりました。想定されるニーズを踏まえて、構成を検討してください。」
プレゼン面談は、その企業の製品を自分ならどのように提案するかを考えて、
説明するといった感じです。この場合、その企業の製品が何ができるのか、
どこが競合他社と違うのかを調べておく必要があります。
そのうえで、単なる製品売りではなく、どういった価値を創造できるのか
何故自社製品なのかを訴求できないと駄目かなと思います。
ただ、最初からその会社の製品にすごく詳しい訳ではないと思いますので、
そこは大枠で捉えられていれば、通過できるように思います。
少なくとも、私はそれで通過してきました。
あとは、外資で最も重要なのは、自分がその会社にどれくらいの価値を生み出すか
というのを「何か質問がありますか?」と聞かれたときに、
そっと添えることができるかどうか。(最後に自身の印象を残すことが大事です。)
次に日系企業ですが、日系企業はそもそも求人票からざっくりしていることが多い印象です。
そもそも、「DXの経験があり、推進できる人」とか「セキュリティをお任せします」とか・・・
そもそも、御社がやりたいDXって何?セキュリティって任すものなの?
って感じることがあるので、実際の話を聞くために応募したりしてます。
日系企業の面談では、おおよそ下記のような流れなのかなと思っています。
- これまでの職歴と辞めた理由
- 今回転職を考えた理由
- 何故その会社を選んだのか
- 人事的な質問(給与、入社可能日)
1や2は、ほぼテンプレート化できると思うので、1度きちんと作っておくと良いです。
いくつかの転職エージェントは、添削サービスもしてくれています。
私は、パソナキャリアさんに添削してもらった内容をテンプレート化して
いつも利用しています。
3は、その会社の中期計画やIR情報を見ながら、
「この会社は、こういうことを目指しているのか。では、この部分をDXと捉えて
こういうことをしたいんじゃないだろうか」とか「売上が上がってるけど
営業利益は下がってるなので、もしかしたらITによる効率化ができれば
喜ばれるんじゃないか」とかそのあたりをイメージしながら、その会社で自分が
やりたい、やれると思っていることを説明しています。
もう1つ日系企業の面談で大事なのは、最終面談まで内容がぶれることなく
一貫して同じ内容を話せることと、最終面談ではそれまでの面談(1次、2次)を通して
その企業に入りたいと感じた点を伝えるといいかなと思います。
最後に、転職は、本当に自分が行きたいと思えるかどうか、その会社が魅力的かどうかだと考えています。
そのため、その会社に受かるためだけに話を合わせるのはおかしいですし
きちんと聞きたいことは質問すべきだと思います。
なので、うまくいかなかったときは、その会社と自分は合わなかったと思うようにしています。
皆さんも、良い企業と出会えて、自分が輝ける仕事につけることを祈ってます。