悩める中間管理職のぼやき

タメになるような話は一切なく、ただただ思ったことを垂れ流すだけのブログ

インフラ担当の社内SEについて

社内IT部門のインフラ担当は、適性が求められる仕事のように感じる。

 

業務時間外や休日に、バージョンアップやパッチ適用を行うことが多いので

我々の活動を知る者は少ない。

しかし、サーバが落ちたり、ネットワークが止まると、影響が大きいため

IT部門長だけでなく、様々なお偉い様から、ご意見を頂くことになり

インシデント対応に注力できない。

対応が遅れるので、さらに多くの方から、ご連絡を頂くことになる。

インフラ担当が脚光を浴びる瞬間である。

トラブル以外の安定して動作している間、我々は仕事をしていないと

思われている節すらある。

そんなことは一切ないのだが、我々の生態は謎に包まれているようである。

 

PCや複合機・プリンタが壊れると連絡が来るけど、「動かない」の1本で

勝負を挑んでくる方も多いので、こちらもそれなりの気合を入れて対応しないと

時間をすべて持っていかれる。

お偉い様にもなると、きちんと利用手順書を作らなければ、利用頂けない訳だが

SaaSは画面レイアウトや機能追加が、さらりと行われるので

マニュアルと実際の画面が違うと、修正依頼が”なぜか”部門長経由でやってくる。

恥ずかしがりやなので、直接言ってこれないのであろう、可愛い奴らだ。

 

仲間であると思っていた同じIT部門に所属するアプリチームから

裏切られることもたまにある。

ベンダと打ち合わせをした結果、要件が決まったので、このスペックの

環境を明後日までに準備してもらっていいですか、と。

仮想マシンならまだしも、物理サーバを明後日までに準備をするのは無理だ。

そう、物理的に無理なのだ。

ヨドバシやエディオンでちょっと買ってくる感覚で言われても困る。

いや、その前にちょっと教えてくれ、冗長化しなくていいのか?

バックアップはどうするんだ?

多分、聞いても答えは返ってこない、むしろ聞いたこちらが考える内容だと

言わんばかりに、軽くあしらわれる。

 

このような日々を送りながらも、毎日楽しく過ごせる素養が無いと

インフラエンジニアにはなれないのだ。

皆が思い描くエンジニアになりたいのなら、開発エンジニアになって

アジャイルだ、CI/CDだ、とキラキラした世界に進むことをお勧めする。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ